作成者:庄建技術株式会社 佐藤 豊
・開催日:令和元年9月13日(金)13:30~15:20
・開催場所:福島県建設センター 2F会議室
・後記執筆者:佐藤 豊
一般社団法人 福島県地質調査業協会主催による第7回技術研修会は、滞りなく完了することができました。これも皆様方のご協力の賜物と思います。
1.研修会内容
時間 |
次第・研修タイトル |
会社名 |
担当名 |
13:30~13:35 |
主催者あいさつ |
地質調査業協会長 |
佐藤 宗弘 |
13:35~14:05 |
仮置場における調査計画 |
協和ボーリング(株) |
蓮沼 清史 |
14:05~14:35 |
経験業務と働き方改革 |
(株)新和調査設計 |
佐藤 晴彦 |
14:35~14:45 |
休憩 |
― |
― |
14:45~15:15 |
JR用地内の地質調査 |
日栄地質測量設計(株) |
高羽 瑞栄 |
15:15~15:20 |
総 評 |
技術研修担当理事 |
佐藤 正基 |
2.研修後記
今年で技術研修会も7回目を迎えることができ、各社から約35名の聴講者に出席いただきました。
今回の研修会は、3名の講師のうち2名が20代且つ、経験年数3年程度の若手技術者ということで、これまでに多かった熟練技術者による講義とは異なった、フレッシュな研修会となりました。
蓮沼さんの「仮置場における調査計画」は、1日という短い時間の中で、既往文献から地形・地質状況を読み取り、発注者に対し適切な調査計画を提案した経緯とその後の調査結果をまとめたもので、提案内容と調査結果が見事に合致するという、熟練技術者の匠の業を示す内容でした。
佐藤さんの「経験業務」では、これまでに作業してきた道路橋や歩道橋の点検業務,並びに除染土壌搬出の監督員補助業務における苦労話を、興味深く聞かせてもらいました。
高羽さんの「JR用地内の地質調査」は、線路に近接したボーリング調査時における安全対策,及び土質定数の考え方に重点をおいた内容となっており、JR調査の知識に疎い自分にとっては、興味津々な内容でした。
最後になりましたが、業務多忙の中、講師を担当していただきました3名の方々,並びに研修会に参加していただいた皆様に、心から感謝の意を払いたいと思います。ありがとうございました。