令和6年度農林土木技術研修の報告

技術委員 佐藤 文仁

 

農林事務所新任2年目の職員および土地連の新任職員も参加し、監督員として必要な知識や技術の習得を目的とした技術研修を行いました。

日 時:令和6年10月30日(水)~10月31日(木)

会 場:福島県農業総合センター(実験棟)

受講者:農林事務所職員(新任2年目および過年度未受講者)8名

土地連職員  (新任職員)5名

研修内容

令和6年10月30日(水)10:30~15:30

令和6年10月31日(木)10:30~15:30

講義:土質試験の種類と目的 (40分) 講義:土質調査におけるボーリング    (40分)(岩及び土の分類、標準貫入試験等)
講義:現場密度試験の概要  (40分) 講義:スクリューウエイト貫入試験の概要 (40分)
実習:現場密度・含水比試験

(150分)

実習:スクリューウエイト貫入試験    (60分)キャスポルによる簡易支持力測定
整理:現場密度・含水比試験のデータ整理 (90分)スクリューウエイト貫入試験のデータ整理

キャスポルによる地盤の支持力算定

講義・実習東建土質測量設計(株):菊池 英明

実習

庄建技術(株)    :佐藤 文仁

田中 邦彦

荒 龍之介

山北調査設計(株)  :遊佐 達也

(株)三本杉ジオテック:川村 直之

講義・実習山北調査設計(株)  :遊佐 達也

(株)三本杉ジオテック:川村 直之

実習

庄建技術(株)    :佐藤 文仁

田中 邦彦

荒 龍之介

東建土質測量設計(株):菊池 英明

 

例年通り両日ともに午前中は講義を行い、土質試験やボーリング調査について理解していただき、午後に実習という流れで研修を行いました。

実習については3班に分かれて現場密度試験とスクリューウエイト貫入試験の実技講習を行いましたが、今年度は、最近の施工現場で用いられる簡易支持力測定器(キャスポル)の紹介・実演の追加依頼があったため、キャスポルによる支持力算出方法についても説明をしました。

全員が試験に参加し、実技講習時に感じた疑問点などへの質問も積極的に行っていただき、真剣に取り組む姿勢が伝わりました。特に今回新たに実施したキャスポルは、研修生が特に興味深そうに耳を傾けていた様子でした。

 

①②

 

 

 

土質試験・地質調査についての講義の様子

 

③④

 

 

 

スクリューウエイト貫入試験の講義,実習の様子

 

⑤⑥

 

 

 

現場密度試験の実習の様子

 

⑦⑧

 

 

 

簡易支持力測定器(キャスポル)実演と機器紹介の様子

 

⑨⑩

 

 

 

試験データ整理の様子