成27年10月29日(木)、福島市の摺上亭 大鳥において、協会会員全13社の出席のもと「平成27年度秋季総会」を開催しました。
佐藤会長の挨拶の後議事に入り、平成27年度上期事業報告・決算報告、下期事業計画について審議、承認されました。
総会に引き続き懇親会を開催し、会員相互の情報交換や懇親を深めました。
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防災訓練の実施 ~3.11 を忘れないために~
防 災 訓 練 の 実 施
災害時緊急対策委員長 小沼 千香四
実施日:平成27年3月11日(水)
場 所:福島県地質調査業協会事務局
東日本大震災から丸4年となりました。巨大地震と大津波、東京電力福島第一原発事故による複合災害は今も県民を苦しめ、復興は緒に就いたばかりです。一人一人の力を結集して、歩みを加速させ、県土の輝きを取り戻さなければなりません。災害に屈することなく、懸命に進んで参りましょう。
さて、今年度も3.11の悲劇を忘れないため、その後の協会各委員の迅速な対応が起こせることを目的として「防災訓練」を実施しました。
被害想定は、「郡山市において3月11日13:00にマグニチュード7,最大震度6.0の直下型地震が発生。」それを受け、福島市の地質調査業協会事務局に災害時緊急対策本部が設置され、佐藤宗弘会長はじめ、飯澤久副会長,佐藤正基理事,畠良一理事,櫻井弘子事務員,そして私が招集されました。そして私から、各委員へ担当建設事務所の「企画管理部長」に支援要請についての確認をお願いし、被災状況の情報収集、初期対応など一連の体制を確認しました。今後も訓練を続け、震災の記憶や教訓を常に心の中に持ち続けることが大切だと思います。
14:46には被災者への追悼の意を込めて“黙祷”を行いました。
最後となりましたが、ご協力して頂きました皆様、年度末の忙しい中、誠に有り難うございました。
平成26年度福島県土木部技術管理課との意見交換会
平成26年度 福島県土木部技術管理課との意見交換会
総務委員長 丹治安則
1. はじめに
福島県土木部技術管理課と当協会の意見交換会が平成27年1月21日(水)13:3~15:30に福島県土木総務課分室にて開催されました。
2. 出席者
福島県土木部からは、技術管理課課長 猪俣慶藏様、主任主査 高久敏明様、主任主査 志田欣也様、副主査 齋藤太一様の4名がご出席されました。 当協会側からは、佐藤会長、飯澤副会長、阿部理事、畠理事、浜名技術委員長、小澤・斎藤・星・矢内の各技術委員、丹治の計10名が出席しました。
3.主な内容
小澤技術委員が司会を担当し、佐藤会長、猪俣課長による冒頭の挨拶と出席者の紹介の後、猪俣課長から情報提供を頂きました。意見交換では、当協会が提示した内容を中心に率直な討議がなされました。当協会の提示した内容は下記のとおりです。
議題1 地質調査業協会の現状と課題について
① 公共事業費予算の安定的・継続的な確保について
② 発注の平準化等について
③ 委託業務の成績評定について
④ 高度な技術を要する業務について
⑤ 品確法改正に伴うダンピング防止の強化について
議題2 担い手3法に関するアンケート調査(報告)
議題3 福島県土木部と当協会の昨年度議題の実態報告
① 立ち会い検尺に関すること(報告)
② 人肩運搬について(報告)
③ 原位置試験の別孔掘削費の変更対応に関すること(要望)
④ 特殊足場、桟橋に関すること(要望・提案)
⑤ 総合解析取りまとめの計上について(要望)
⑥ 地権者対応について(要望)
議題4 その他
① 地盤情報データベース化、みちのくGIDASに関すること
② 業務遂行上における提案
4.終わりに
当協会との意見交換会を快く承諾され、意見交換会当日までに多大な準備と意見集約にご協力を頂きました福島県土木部の関係各位に厚く御礼申し上げます。
また、記録・写真係を担当した頂いた技術委員各位に心より感謝致します。
平成26年度いわき市地質調査技術研修会
平成26年度 いわき市地質調査技術研修会の報告
いわき市の地質調査技術研修会が、平成26年11月7日に行われました。この研修はいわ
き市役所内の技術系職員を対象に、技術者の技術力向上を図り、多様な現場ニーズに対応す
るための基礎技術を習得することを目的として実施されました。
(一社)福島県地質調査業協会では、以下の内容で協会員による講義を行いました。
日時:平成26年11月7日(金)13:30~16:00
会場:いわき市文化センター4F 大会議室
受講者:いわき市役所の技術系職員
研修内容: 地質調査の計画・立案から現場調査、そして現場管理に至るまで幅広い講習が行われました。
協会からは4名の講師が参加し、①~④の内容について講義を行いました。
技術講習内容
時間 |
講習タイトル |
講習内容 |
担当者 |
|
① |
30分 |
いわき市内の地形・地質概要 | ・市内に分布する地層・地盤災害について
・市内のまさ土分布 ・花崗岩の風化形態 |
地質基礎工業㈱調査部次長 黒森伸夫 |
② |
30分 |
地質調査の概要 | ・地質調査の目的、種類・地質調査の計画立案
・原位置試験の種類と概要 ・調査作業の動画 |
日栄地質測量設計㈱調査部次長 兵藤正美 |
③ |
30分 |
調査結果の見方・活用方法 | ・調査結果の見方・N値の活用方法
・ボーリング孔を利用した試験 ・サンプリング試料の土質試験 |
㈱ヨウタ調査部長 佐藤博行 |
④ |
30分 |
建設工事で留意すべき地質・土質 |
・施工管理おける土質試験・発生土区分と盛土材の適否
・盛土管理について ・土に関するトラブル |
フタバコンサルタント㈱調査部長 増子裕一 |
第3回技術研修会
平成26年度 第3回技術研修会後記
作成者:協和ボーリング㈱ 蓮沼 清史
・開催日:平成26年8月29日(金)13:30~16:15
・開催場所:ユラックス熱海第4会議室
一般社団法人 福島県地質調査業協会主催による第3回技術研修会は滞りなく完了することができました。これも皆様方のご協力の賜物と思います。次第は以下に示す順序で行いました。
1.研修会内容
時 間 |
研修タイトル |
所属名 |
講師名 |
13:30~13:35 |
主催者あいさつ |
研修委員会理事 |
佐藤正基様 |
13:35~14:10 |
河川内ボーリングの事例 |
日栄地質測量設計(株) |
仁井田成展様 |
14:10~14:45 |
地盤情報の3D化 |
新協地水(株) |
大坪久人様 |
14:45~14:55 |
休憩 |
- |
- |
14:55~15:30 |
健全な水循環の確保における地盤の役割 (雨水貯留浸透工法を例に) |
フタバコンサルタント(株) |
増子裕一様 |
15:30~16:05 |
協会主導による大規模災害対応事例 ~3.11東日本大震災における県南地区の活動~ |
(株)新和調査設計 |
永森伸一様 |
16:05~16:15 |
総 評 |
地質調査業協会長 |
佐藤宗弘様 |