技術委員 佐藤 文仁
農林事務所新任2年目の職員に監督員として必要な技術の習得を目的とした技術研修を行いました。
研修期間中は、あいにくの雨に見舞われましたが、外での実習の時間帯は雨の影響もなく順調に研修を終了することができました。
日 時:令和5年9月27日(水)~9月28日(木)
会 場:福島県農業総合センター(実験棟)
受講者:農林事務所職員(新任2年目および過年度未受講者)8名
研修内容
令和5年9月27日(水)10:30~16:00 |
令和5年9月28日(木)10:30~15:30 |
講義:土質試験の種類と目的(50分) | 講義;土質調査におけるボーリング
(岩及び土の分類、標準貫入試験等)(50分) |
講義:現場密度試験の概要(30分) | 講義:スクリューウエイト貫入試験の概要(30分) |
実習:現場密度・含水比試験(180分) | 実習:スクリューウエイト貫入試験(60分) |
整理:現場密度・含水比試験のデータ整理
スクリューウエイト貫入試験のデータ整理 (90分) |
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講義・実習
東建土質測量設計(株):山口峰男 実習 庄建技術(株) :佐藤文仁 山北調査設計(株) :遊佐達也 東建土質測量設計(株):菊池英明 |
講義・実習
山北調査設計(株) :遊佐達也 (株)三本杉ジオテック:齋藤公紀 実習 庄建技術(株) :佐藤文仁 東建土質測量設計(株):山口峰男 菊池英明 |
今年度は、農林技術課より、地質調査や土質調査についての知識がないまま実習を行うのではなく、ある程度の知識をもって実習に臨んでもらいたいということで、「土質試験の種類と目的」、「土質調査におけるボーリング」についての講義の追加依頼がありました。
このため、両日ともに午前中は講義を行い、土質試験やボーリング調査の方法等について理解していただき、午後に実習という流れで研修を行いました。
1日目は、現場密度試験と含水比試験、2日目はスクリューウエイト貫入試験の実技講習を2班に分かれて行いました。全員が試験に参加し、実技講習時に感じた疑問点などへの質問も積極的に行っていただき、真剣に取り組む姿勢が伝わりました。よって、今回の追加講義は、研修生にとって有意義なものであったと感じられました。
土質試験・地質調査についての講義の様子
スクリューウエイト貫入試験の講義,実習の様子
現場密度試験の実習の様子