令和4年度 福島県土木部との意見交換会

1.はじめに

福島県土木部と当協会の意見交換会が令和4年10月21日(金)13:30~自治会館にて開催されました。

 

2.出席者

福島県土木部からは、諏江 勇企画技術担当次長、野地重和技術管理課長、星 丈男建設産業室長、白岩十三雄土木企画課主幹、浦部晶彦技術管理課主任主査、猪狩浩一同主任主査の6名がご出席されました。当協会側からは、佐藤正基会長、林部副会長、三本杉理事、新田理事、高橋総務委員長、小澤技術委員長、渡部・橋本・高橋の各技術委員、佐藤宗弘顧問の計10名が出席しました。

 

3.主な内容

当会技術委員会の小澤委員長が司会を担当し、佐藤正基会長、諏江次長による冒頭の挨拶と出席者の紹介の後、意見交換を行いました。当協会が提示した内容は下記のとおりです。

 

議題1 社会動向に関する項目

①  コロナ禍における対応について

②  業務発注について

③  履行期限の平準化について

議題2 積算・発注に関する項目

①  豪雪地帯における業務発注について

②  打合せ等「関係機関協議資料作成・関係機関打合せ協議」の費用計上について

議題3 業務履行に関する項目

①  業務評定の公表ついて

②  遠隔臨場について

③  地質調査業務におけるICTについて

④  老朽化した砂防堰堤における足場仮設の積算について

⑤  地権者対応について

その他:情報提供

○当協会会員における国・県・市町村受注高について

○当協会会員における実態調査票について

 

意見交換会終了後、林副会長より謝辞を述べて頂き、閉会しました。

 

4.終わりに

今年度も次年度に引き続き、コロナ禍という状況にも関わらず当会との意見交換会を快く承諾され、開催当日まで、多大な準備と意見集約にご協力頂きました福島県土木部各位に厚く御礼申し上げます。

着実な連携・意思疎通をみることができ、充実した1日となりましたこと感謝申し上げます。

今後もこのような活動を通して情報の共有や品質の向上を図って行きたいと思います。

 

以上

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第10回技術研修会の開催について

令和4年10月吉日

 

第10回技術研修会の開催について

9月に予定しておりました第10回技術研修会は、コロナウイルスの感染が収束せず会場を確保してのリアル開催は困難と判断し、昨年に引き続き完全オンラインで実施することといたしますので、会員各社の積極的な参加をお待ちしております。

日程その他は、以下の通りです。

〈 開催要項 〉

開催日 : 令和4年11月11日(金) 15時00分~17時00分

会 場 : ZOOMによる完全オンラインによる実施

内 容 : 下記のとおり(表-1 研修内容・タイムスケジュールを参照)

参加料 : 無料

CPD : 1.5点

申込方法 : 参加ご希望の方は、こちらよりお願いします。

       → 第10回 技術研修会 参加申込フォーム

       必要事項を入力して下さい。

申込期間 : 10月14日(金) ~ 11月 4日(金)まで

その他  : 受講者は各自で端末へのZOOMインストール等準備をお願いします。

       開催日が近くなりましたら、参加URL及びミーティングパスワードをメールにて配布いたします。

以 上

 

◆第10回技術研修会◆

1.研修内容・タイムスケジュール

表-1 研修内容・タイムスケジュール

時間

次第・研修タイトル

会社名

担当名

15:00~15:05(5分) 主催者あいさつ 地質調査業協会長

佐藤 正基

15:05~15:35(30分) 現場での創意・工夫(仮) ㈱日本技術ガイドセンター

北原 賢

15:35~16:05(30分) ボーリングコアの年代測定 ㈱ダイエツ

渡部 貴史

16:05~16:15(10分)

休憩

16:15~16:45(30分) 現場での創意・工夫 庄建技術㈱

大槻 弘晃

16:45~16:55(10分) 総評 研修担当理事

三本杉 裕

16:55~17:00(5分) 確認事項・閉会

技術研修委員

2.質疑・意見

 質疑・意見については,Zoomのチャット機能を使用して受け付けます。各講義が終了した時点で,Zoomを介して講師から回答してもらいます。

3.注意事項

 〇 CPDを希望する方は、1人1台のPCまたはタブレット等の端末より申し込みください。

 〇 運転中の受講など、安全が確保できない環境での聴講は禁止致します

 〇 なるべく通信が安定する環境で受講して下さい

 〇 受講中、マイクは常にミュート、ビデオは常にONで受講願います

 〇 研修会後アンケートに返答がなかった場合、いかなる理由があってもCPD発行は致しません。

   研修会終了後24時間以内にアンケートにお答えください。

令和4年度農林土木技術研修の報告

令和4年度農林土木技術研修の報告

                                技術委員 遊佐 達也

 昨年同様、農林事務所新任2年目の職員に工事監督員として必要な技術の習得を目的とした技術研修を行いました。 今年度は11名の受講者がおり、例年ですと2班としていたところ、3班に分かれ実技研修を行いました。 研修期間中は、幸いなことに2日間共に天気に恵まれ、順調に研修を終了することができました。

日 時:令和4年9月29日(木)~9月30日(金)

会 場:福島県農業総合センター(実験棟)

受講者:農林事務所職員(新任2年目および過年度未受講者)11名

研修内容

令和4年9月29日(木)10:30~15:00

令和4年9月30日(金)10:30~15:00

講義:現場密度試験の概要(40分) 講義:スウェーデン式サウンディング試験の概要(30分)
実習:現場密度・含水比試験(150分) 実習:スウェーデン式サウンディング試験(60分)
整理:現場密度・含水比試験スウェーデン式サウンディング試験(90分)
講義東建土質測量設計(株):山口 峰男実習庄建技術(株):荒 龍之介・佐藤 篤

山北調査設計(株):遊佐 達也

東建土質測量設計(株):山口 峰男

講義・実習(株)三本杉ジオテック:齋藤 公紀実習庄建技術(株):荒 龍之介・佐藤 篤

山北調査設計(株):遊佐 達也

東建土質測量設計(株):山口 峰男

1日目は、現場密度試験と含水比試験、2日目はスウェーデン式サウンディング試験の実技講習を3班に分かれて行いました。全員が試験に参加し、実技講習時に感じた疑問点などへの質問も積極的に行っていただき、真剣に取り組む姿勢が感じられました。

現場密度試験の試験孔掘削に使用する掘削道具やスウェーデン式サウンディング試験で使用するパイプレンチなどの使用が不慣れで、道具の使用に関してはやや苦労していたように見受けられましたが、現場密度試験の方法やスウェーデン式サウンディング試験の載荷用おもりの重さ,回転貫入時の抵抗の大きさを実感していただけた研修となりました。

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現場密度試験の講義,実習の様子

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スウェーデン式サウンディング試験の講義,実習の様子

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現場密度試験の含水比測定,試験データ取りまとめの様子

 

令和4年度福島県土木部初任技術者研修の報告

技術委員 斎藤 公紀

 

福島県地質調査業協会では、福島県に新規採用された土木建築系技術職員の研修の一環として、毎年地質調査に関する講義と実地に協力しています。

この研修は、新規採用された土木建築系技術職員に対し、事業の執行に必要な関連法規や実務への専門知識の習得を目的(研修期間 7~8日間 必修)とし、年度初めのこの時期に実施されますが、コロナ禍のため実施研修は2年ぶりとなります。

今年は、「ふくしま中町会館」および「ふくしま自治研修センター・荒川運動公園(あづま橋下)」にて、地質調査に関する研修が行われました。

 

日  時 : 令和 4年 5月 23日(月) 11:00~17:00

会  場 : [講義] ふくしま中町会館(ふくしま市町村建設支援機構)

[実地] ふくしま自治自治研修センター、荒川運動公園(あづま橋下)

受 講 者 : 本年度採用の土木・建築系技術職員

(土木系職員18名、建築系職員4名、支援機構4名 計26名)

研修内容

時 間

研 修 内 容

受講者

11:00~12:00

講義(ふくしま市町村建設支援機構)・地質調査の概要

土木

建築

13:00~13:30

講義(ふくしま市町村建設支援機構)・福島県の地質概要

13:30~17:00

実地研修(ふくしま自治研修センター敷地内)・ボーリング機材、各種ビット、ボーリングコアの見学

・ボーリング掘削、標準貫入試験の見学

・ボーリング検尺の実習

・人肩運搬の体験(モンケン運び)

実地研修(荒川運動公園(あづま橋下)敷地内)

・各種原位置試験の見学(孔内試験、サウンディング試験等)

 

この研修は不思議と雨に降られることが無かった(少なくてもここ10年は雨に降られていませんでした)のですが、今年は残念ながら雨模様でした。

天候が悪い場合でもボーリング作業や標準貫入試験を実際に見てほしいと思い、ボーリング作業は掘削が可能な「ふくしま自治研修センター」で行い、各種原位置試験の説明・実習は「荒川運動公園(あづま橋下)」で行うことにしました。

雨天時の対応への試験的な意味合いもありましたが、結果的には問題となるような雨は降らず、移動時間だけが余計にかかり、サウンディングの実体験をしてもらう時間が取れなくなってしまいました。やや残念な形になってしまいましたが、もう少し工夫すれば、雨天時でも有意義な研修を行うことが出来ると思います。

もっとも、現地でのボーリング作業や調査機材の説明のほか、今年も受講生に「モンケン」を二人組で持ってもらい、機材運搬の大変さ・厳しさを体験してもらうことが出来たので良しとしましょう。

ボーリングマシンの設置や機材運搬の状況等を理解してもらうことにより、現地確認の重要性や設計変更への理解を深めてほしいと思います。また、より適正で有効な調査項目の計上や現場のスムーズな進行に繋がればと思います。

講師の方、作業や機材の準備・説明に携わってくれた方、本当にお疲れ様でした。

また、ありがとうございました。

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『災害に備えた業務継続訓練』~3.11を忘れない~

開催日時:令和4年3月11日(金) 午前11時30分~午後1時30分

開催主旨:東日本大震災を教訓にした災害時の対処計画

参 加 者:会長、副会長、阿部・三本杉・新田理事、高橋監事、佐藤顧問

大坪災害時対策委員長 以上8名

 

○福島県沖で震度6強の強い地震が発生した想定で協会に対策本部を設置

・会員各社の社員の安否、地域の被害情報の収集

・災害協定に基づく派遣要請に対応できるよう人員の配置・派遣の手順確認

 

〇東日本大震災がもたらした現実について記憶を持ち続けることの大切さ。

災害への対処を怠らず、安全な社会を築いていくことの責務を改めて考える機会として防災訓練を実施しました。

また、訓練に先立ち、参加者全員が東日本大震災の犠牲者へ1分間の黙祷を捧げました。

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令和3年度 福島県土木部との意見交換会

1.はじめに

福島県土木部と当協会の意見交換会が令和3年10月14日(木)に福島県土木部総務課分室にて開催されました。

 

2.出席者

福島県土木部からは、長嶺勝広企画技術担当次長、小池敏哉技術管理課長、佐藤研一建設産業室長、高橋正人技術管理課主幹兼副課長、吾妻敬一土木企画課副課長兼主任主査、津田正樹技術管理課主任主査、上田直美同主任主査、桑原 充同主査の8名がご出席されました。当協会側からは、佐藤正基会長、林部副会長、阿部理事、三本杉理事、新田理事、青木総務副委員長、石田技術委員長、小澤・渡部の各技術委員、佐藤宗弘顧問の計10名が出席しました。

 

3.主な内容

当会技術委員会の小澤副委員長が司会を担当し、佐藤正基会長、長嶺次長による冒頭の挨拶と出席者の紹介の後、意見交換を行いました。当協会が提示した内容は下記のとおりです。

議題1 社会動向に関する項目

①コロナ禍における対応について

②業務発注について

③履行期限の平準化について

議題2 積算・発注に関する項目

①モノレールの単価について

②各種試験の単価見積もりについて

議題3 業務履行に関する項目

①業務評定の公表について

②適切な履行期限の確保について

③国有林や河川区域内作業等、許可申請手続に時間を要する委託業の履行期限について

④豪雪地帯での業務の発注について

⑤地権者対応について

その他

*働き方改革と担い手確保について

 

意見交換会終了後、林副会長より謝辞を述べて頂き、閉会しました。

 

4.終わりに

今年度もコロナ禍という状況にも関わらず当会との意見交換会を快く承諾され、開催当日まで、多大な準備と意見集約にご協力頂きました福島県土木部各位に厚く御礼申し上げます。

着実な連携・意思疎通をみることができ、充実した・風通しの良い1日となりましたこと感謝申し上げます。

今後もこのような活動を通して情報の共有や品質の向上を図って行きたいと思います。

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第9回技術研修会の開催について

 

第9回技術研修会を11月12日(金)開催に向け 只今準備中です。

今回は完全オンライン(Zoom)での開催になります。

参加受付開始は10月中旬を予定しております。

 

災害に備えた業務継続訓練

開催日時:令和3年3月11日 午後12時00分~午後12時30分

開催主旨:東日本大震災を教訓にした災害時の対処計画

参 加 者:会長、副会長、阿部・新田・三本杉理事、大塚監事、佐藤顧問

大坪災害時対策委員長 以上8名

 

○福島県沖で震度6強の強い地震が発生した想定で協会に対策本部を設置

・会員各社の社員の安否、地域の被害情報の収集

・災害協定に基づく派遣要請に対応できるよう人員の配置・派遣の手順確認

 

東日本大震災から節目の10年が経過、防災意識は高まったように思えるが、実際の行動となると、人は意外に動かないことが報告されている。

いざという時、スムーズに行動・連絡系統がとれるようにするためにはどうすればいいのか、模索は続くが予知訓練等を継続していきたい。

 

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令和2年度 福島県土木部との意見交換会

1.はじめに

福島県土木部と当協会の意見交換会が令和2年10月13日(水)に福島県土木部総務課分室にて開催されました。

2.出席者

福島県土木部からは、小川辰壽企画技術担当次長、青木隆直土木企画課長、草野秀夫技術管理課長、佐藤研一建設産業室長、青木康夫技術管理課主幹兼副課長、津田正樹技術管理課主任主査、上田直美同主任主査、総務部入札監理課の草野雄一主幹の8名がご出席されました。当協会側からは、佐藤正基会長、林副会長、三本杉理事、新田理事、丹治総務委員長、石田技術委員長、小澤・渡部・橋本の各技術委員、佐藤宗弘顧問の計10名が出席しました。

3.主な内容

当会技術委員会の小澤副委員長が司会を担当し、佐藤正基会長、小川次長による冒頭の挨拶と出席者の紹介の後、意見交換を行いました。当協会が提示した内容は下記のとおりです。

議題1 社会動向に関する項目

①新型コロナウイルス感染拡大防止と今後の対応について

②履行期限の平準化と繰越業務の活用について

③働き方改革促進と担い手確保について

議題2 積算・発注に関する項目

①国土地盤情報データベース化について

②地すべり調査、軟弱地盤解析等の業務の発注について

③豪雪地帯での業務の発注について

議題3 業務履行に関する項目

①成果品納品について

②CM業務について

③地権者対応について

④Web活用について

意見交換会終了後、林副会長より謝辞を述べて頂き、閉会しました。

4.終わりに

今年度はコロナ禍という状況にも関わらず当会との意見交換会を快く承諾され、開催当日まで、多大な準備と意見集約にご協力頂きました福島県土木部各位に厚く御礼申し上げます。

着実な連携・意思疎通をみることができ、充実した1日となりましたこと感謝申し上げます。

今後もこのような活動を通して情報の共有や品質の向上を図って行きたいと思います。                                                               以上

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福島県が優良表彰 当協会会員 3社に栄誉

○当協会受賞事業者・受賞技術者

【調査部門】

新協地水㈱ 代表取締役 佐藤正基・原 勝重(担当技術者)

日栄地質測量設計㈱ 代表取締役社長 高橋 肇・小桧山 孝(担当技術者)

㈱ダイエツ 代表取締役 大塚修一・渡部貴史(担当技術者)

*新協地水㈱は3年連続、日栄地質測量設計㈱は2年連続の栄誉

福島県は8月5日(水)、2020年度福島県優良土木・建築委託業務表彰式を福島市杉妻会館で開催し、当協会から佐藤正基会長が来賓として出席しました.

福島県優良土木・建築委託業務表彰は、技術力の向上、品質確保、技術者の育成を目的として、2015年度から実施されており、今年度で6年目となります。

表彰されました3社は業務目的を十分理解の上、調査・解析等の専門技術力や品質の管理技術力に優れ、的確な成果の取り纏めを行うとともに、課題解決に向けた取り組みが特に優れていると評価されたものであり、他の模範となる業務であり、そのご努力に対し敬意と感謝を表します。

今回の表彰を機に、今後とも一層の技術の研鑽と創意工夫に努められますことを期待します。