平成29年度 労働安全衛生講習会 開催報告

平成29719日(水)福島市のエルティにおいて、(一社)福島県さく井技術協会との共催により開催し、両協会併せて36名が出席いたしました。

福島労働局 高橋貴大様、全健保協福島支部 保健師 福島仁美様による講話を実施し、災害事例に基づき、原因の分析・再発防止策を立て、その実践状況確認までのマネジメントが重要であることを確認しました。

今後も安全と健康を何よりも優先させ、作業時、危険・不安・疑問・不知がある場合、作業を中断して再確認や再指示を受けることで災害事故を未然に防止することが必要です。また、「安全第一」で作業を行うことが発注者に選ばれ続けるための品質の維持向上マネジメントに繋がることと思います。

 出席者全員が安全と健康への意識向上を新たにした一日となりました。講習会にご参加いただきました皆様、有り難うございました。

平成29年度労働安全衛生講習会次第

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開会のあいさつ (一社)福島県地質調査業協会

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労働災害の防止について

福島労働局労働基準部健康安全課

安全衛生係長 髙橋貴大 氏

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この夏を元気に乗り越えるために! 全国保険協会福島支部

保健師 福島仁美 氏

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閉会のあいさつ さく井技術協会理事 丹治安則

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『技術力を地域に還元』 ~産学官連携~ 福島メンテナンス技術者育成協議会(仮称)設立総会・幹事会 開催

 

日時:平成29711日(火)1400

場所:福島県建設センター

行政機関、地域建設業、建設コンサルタントと立場の違う技術者が「ふくしまME」を通じて同志になることができ、今後は有資格者の受け皿として、官民の垣根を越えたつながりが構築されていくものと思っております。また、土木構造物の維持管理の専門家として身につけた知識や技術力を地域社会に還元していかなければならいと考えます。

道路管理者は道路構造物の老朽化対策が進み、受注者は収益性を生む仕事につながっていく、その循環が将来的に不可欠であり、受発注者双方の考えを共有しながらヨコのつながりだけでなく、タテのつながりも強化していければと思っております。

 中央は会長の日本大学工学部中村教授

 左側は副会長の福島県土木部大河原部長

 右側は副会長の建産連小野会長

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平成29年度福島県土木部初任技術者研修の報告

技術委員 斎藤 公紀

 今年も、福島県に新規採用された土木建築系技術職員の研修の一環として、福島県地質調査業協会で地質調査に関する講義と実地に協力しました。

 福島県土木部職員専門研修(初任技術者(前期))は、新規採用された土木および建築系技術職員に対し、事業の執行に必要な関連法規や実務への専門知識の習得を目的とし、毎年この時期に実施されています。(研修期間 8日間 必修)

日  時 : 平成29522() 11:0017:00

会  場 : ふくしま市町村建設支援機構 (講義)

      福島県立福島明成高校敷地内 (実地)

受 講 者 : 本年度採用の土木・建築系技術職員

      (土木 25名、建築 5名 計30名)

研修内容

日 時

研 修 内 容

受講者

5/22

(月)

11:00

~12:00

講義(ふくしま市町村建設支援機構)

・地質調査の概要

・福島県の地質概要

土木

建築

13:30

~15:30

実地研修(福島県立福島明成高校敷地内)

・ボーリング機材、各種ビット、ボーリングコアの見学

・ボーリング掘削、標準貫入試験の見学

・ボーリング検尺の実習

・人肩運搬の体験(モンケン運び)

・各種原位置試験の見学(孔内試験、サウンディング試験等)

・各種原位置試験の体験(サウンディング試験等)

16:00

~17:00

講義・質疑応答(ふくしま市町村建設支援機構)

 

 今年も民間からの中途採用も含め多くの人材を採用していますが、昨年から研修の対象人数が30名程度とやや少なくなっています(一昨年は40名)。なお、女性の参加は二人でした。

 実地では、調査方法や機材の説明のほか、今回も63.5kgの「モンケン」を二人組でかついでもらい、「人肩運搬」の厳しさを体験してもらいました。今年も天気に恵まれ、研修を無事終えることが出来ました。 この研修で現場や各種試験を見学・体験し、現場状況や調査機材運搬の状況等を理解してもらうことにより、より適正で有効な調査項目の計上や現場のスムーズな進行に繋がればなと思います。

 講師の方、作業や機材の準備・説明に携わってくれた方、本当にお疲れ様でした。

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第6回定時社員総会(第45回通常総会)開催

平成29516日(火)午後430分より、福島市のウエディングエルティにおいて、協会会員全14社の出席のもと「第6回定時社員総会」を開催しました。 佐藤宗弘会長の挨拶の後、議事に入り、平成28年度の事業報告・決算報告、平成29年度事業計画・予算について審議し、いずれも満場一致で承認されました。 総会に引き続き同所において懇親会を開催し、会員相互の情報交換や懇親を深めました。

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平成28年度防災訓練を実施しました

防災訓練後記

災害対策理事  佐藤 正基

災害対策委員長 小沼 千香四

1.実施手順

(1)日時:平成29年3月10日(金)12:00~13:15

(2)想定被害

①県中地区において,マグニチュード7.0,震度6強の直下地震が発生し,甚大な被害をもたらした。

②福島県土木部より応援要請があり,各建設事務所と協議の上,被害状況の調査に協力する。

(3)訓練手順

12:00 担当役員の招集

・本部長(佐藤宗弘会長)が,応援本部(地質調査業協会事務局)に担当役員(飯澤久副会長,佐藤正基理事)を招集する。

12:30 担当役員による本部会議

・地区担当委員の派遣について協議

・小沼委員長より地区担当委員に連絡し,担当建設事務所(企画管理部長)との協議を要請する。

12:45 地区担当委員からの報告

・地区担当委員より協議の内容,結果について本部へ報告する。

13:15 終了

2.訓練後記

「東北大震災」から丸6年が経つ。直接地震を体験した我々でさえも,当時の凄まじさが記憶から薄くなり始めている。そんなことを背景に防災訓練を実施した。災害対策本部から各地区の担当者へ「各建設事務所からの応援要請」をメールで確認した結果,各委員からスムーズに連絡を受けた。大惨事が起きた場合は,各自の身を守ることが第一で,次に家族や会社の安否を確認する。道路や橋などのインフラも不測の事態を生じるおそれがあるため,それらを手助けすることが「地質調査業協会」の役目となる。協会員同士のつながりを深める防災訓練は,継続することに意義があると感じる。

以上

第4回技術研修会を開催

 

平成28年度 第4回技術研修会後記

作成者:庄建技術株式会社 佐藤 豊

 

・開催日:平成28年9月30日(金)13:30~16:10

 

・開催場所:ユラックス熱海 第4会議室

 

一般社団法人 福島県地質調査業協会主催による第4回技術研修会は、滞りなく完了することができました。これも皆様方のご協力の賜物と思います。

 

1.研修会内容

 

時 間

研修タイトル

所属名

講師名

13:30~13:35

主催者あいさつ

地質調査業協会副会長

飯澤   久 様

13:35~14:20

「生態系で何がわかるの?」

(株)郡山測量設計社

小松   款 様

14:20~15:05

「思い通りにいかなかった地すべりに学ぶ」

地質基礎工業(株)

新田   邦弘 様

15:05~15:15

休 憩

15:15~16:00

「過去の経験を教訓として」

協和ボーリング(株)

中田   嘉久 様

16:00~16:10

総 評

新協地水(株)

谷藤   允彦 様

 

 

2.研修後記

 

今年で4回目となる技術研修会、各社から約34名もの聴講者に出席していただきました。

今回は、協会外部からの講師を招聘した初めての研修会であり、専門分野外の知識や知見を聞くことができた貴重な会になったと思います。

 

研修内容も、生態系や植生状況等からその場所の特性を知ることができるといったものから、講師自身の実務経験からの反省点や失敗例,海上ボーリング等の頻度の少ない調査事例といった、普段なかなか聞くことができない興味深いテーマとなっていて、私を含め聴講した研修生の方々も、非常に参考になったのではと考えます。

 

また、恒例となっている小沼委員長の名司会ぶりも健在でした。来年はどんなエンターテインメントを見せてくれるのでしょうか? 小沼委員長の手腕に期待しています(笑)。

 

最後になりましたが、業務多忙の中、講師を担当していただきました3名の講師の方々,ならびに研修会に参加していただいた皆様に、心から感謝の意を払いたいと思います。ありがとうございました。

 

以上

 

平成28年度福島県農林土木技術研修報告

昨年と同様、1日目に現場密度試験,2日目にスウェーデン式サウンディング試験の実技講習を行いました。

受講者が23名であったため、4班編成での実技講習を行いましたが、全員が積極的に参加し、真剣に取り組んでいました。

本研修にあたり、各新旧技術委員の協力のもと、無事終了することが出来ました。

本当にありがとうございました。

日 時:平成28年9月14日(水)~9月15日(木)

会 場:農業総合センター農業土木実験棟

受講者:農林事務所の新人(昨年度~本年度採用) 計23名

研修会内容

9月14日(水) 9月15日(木)
講義:現場密度試験の概要(30分) 講義:スウェーデン式サウンディング試験の概要
実習:現場密度試験の検定(50分) 実習:サウンディング(60分)
実習:現場密度試験(150分) 演習:現場密度・サウンディング(90分)
講義:実習担当   東建土質:稲村幸三実習担当      東建土質:安藤 誠

山北調査設計:星 郁夫

庄建技術:佐藤 豊

浜名和彦

講義・実習担当 三本杉ジオテック:斎藤公紀実習担当     東建土質:稲村幸三

山北調査設計:星 郁夫

庄建技術:佐藤 豊

浜名和彦

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平成28年度 講演会

平成28年度法令遵守等講演会

平成28年9月15日(木) 福島市の杉妻会館において、当協会主催による「平成28年度 福島県地質調査業協会講演会」を開催し、会員企業14社から30名の参加がありました。

演題は、公正取引委員会 事務総局 東北事務所 総務課総務係長 大原照雄氏による「独占禁止法の遵守について」

福島県労働基準監督署 第一方面主任監督官 小野 寧康氏の「労働管理について」と題して2講演行われました。

独占禁止法の遵守については、独占禁止法の禁止規定 ・3件の事例紹介 ・独占禁止法の実効性を確保する方策(3つのK)について講演いただきました。

労働管理については、労働時間のルール、ストレスチェック制度、賃金額のトラブル等について、講演いただきました。

講演会終了後、質疑応答を行い、参加者からの質問にも快くお答えいただき有意義な講演会となりました。

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 福島県が優良表彰  当協会会員5社に栄誉

優良委託業務に779件から20社厳選 地域発展へ寄与

○当協会受賞事業者・受賞技術者

【調査部門】  ㈱新和調査設計   代表取締役 飯澤  久・永森 伸一(主任技術者)

㈱ダイエツ     代表取締役 大塚 修一・齋藤 利津(主任技術者)

地質基礎工業㈱   代表取締役 平山 清重・矢内  剛(主任技術者)

庄建技術㈱     代表取締役社長 鈴木 克久・高橋 正則(主任技術者)

【土木設計部門】日栄地質測量設計㈱ 代表取締役社長 高橋  肇・古川 秀和(管理技術者)

福島県は8月8日(月)、平成28年度福島県優良土木・建築委託業務表彰式を福島市杉妻会館で開催し、当協会から佐藤会長が来賓として出席しました。

技術力の向上、品質確保、技術者の育成を目的として、福島県土木部が実施する委託業務のうち、業務成績が特に優れ、他の模範となる事業者及び技術者を表彰するもので平成27年度から実施され、式には今回の対象となった優良委託業務の施工者代表や技術者などが出席、互いの功績を称え合うとともに、一層の技術研鑽に努めることなどをあらためて誓いました。

㈱ダイエツ 大塚修一代表「受賞、大きな励みに」

式では福島県知事の式辞(大河原聡土木部長代読)に始まり、室井土木部技監より審査経過報告の後、大河原部長より受賞者一人ひとりに賞状・楯が手渡しされました。その後、(一社)福島県建設産業団体連合会小野利廣会長が来賓を代表して挨拶を行い、「川上に位置する測量・調査・設計業務は多岐に亘る重要な分野であり、経済的効率・生活基盤づくりの一助を担っており、今後とも公共工事の品質確保、調査・設計技術の向上に努められ、地域の発展にご尽力を頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。」とお祝いの言葉を述べられました。続いて、受賞者を代表し、㈱ダイエツの大塚修一代表取締役が謝辞を奉読。「今回の表彰は、公共事業に携わる我々にとって大きな励みとなるもの」と喜ぶ一方、受賞に驕ることなく福島の復興並びに社会資本整備に尽力するとともに安全・高品質な業務に向けて今後も努力していく決意を示しました。

表彰式終了後、来賓、受賞者が福島県土木部幹部職員を囲んで記念写真に収まり、式典が終了しました。

建設関連業界は、地域の雇用を支えながら、住宅や社会資本の整備を通じて、経済社会の発展並びに住民の福祉向上に寄与してきましたが東日本大震災以来、新しい防災や減災を考えた災害に強い日本を創る必要があります。そのためには地域の危機管理産業として経営力の強化を図り、地域防災力の向上の為、各種協定の締結や技術力の強化に取り組んできております。我々地質調査業界としても本日の会員表彰を励みとして一層努力して参る所存です。

集合写真

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平成28年度第5回定時社員総会を開催

去る5月17日(火)午後4時30分より福島市野田町ウェディングエルティにおいて、

第5回定時社員総会(第44回通常総会)を開催しました。前年度の事業報告及び決算報告が満場一致で承認され、今年度の事業計画及び予算案についても同じく承認されました。

また、今年度は役員改選の時期になっており、理事・監事をそれぞれ選任して午後5時25分閉会しました。その後、別な部屋に移動して懇親会を行い、和やかな時間を過ごしつつ協会の一致団結を再確認しました。

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